2025年秋、養生訓の里ネットワーク設立記念シンポジウム開催へ

 非営利団体 曽田豊二記念 養生訓の里ネットワークは2025年秋、設立記念シンポジウムを開催します。10月~11月、福岡市内で対面開催し、全国にオンライン配信します。講演、パネルディスカッション、参加者交流会などを検討しています。詳細など開催計画が決まりましたら、公表します。
 講師、パネリスト、参加者の皆さんとともに、貝原益軒・養生訓について語り、江戸の生活習慣病予防、ウェルビーイングの先達に迫ります。

養生訓の里ネットワーク第1回講演会〜曽田豊二生誕百年記念〜開催。
大庭卓也・久留米大学文学部国際文化学科教授が講演

 養生訓の里ネットワーク設立後、初めての講演会が2月24日、ハイブリッド形式で開催されました。貝原益軒と養生訓の研究者である大庭卓也・久留米大学文学部国際文化学科教授(日本近世文学、比較文学、書誌学)が「貝原益軒の素顔〜現代的評価との違い」と題して講演されました。知られざる研究成果などが披露されると、感嘆の声が上がりました。対面会場の天神養生処(福岡市中央区天神)と、オンライン配信された全国各地を繋いで、参加者交流も行われました。この日はネットワーク設立のきっかけとなった益軒研究家でもある故曽田豊二(元日本耳鼻咽喉科学会理事長、福岡大学初代耳鼻咽喉科教授、元同大学病院長)の生誕100年の誕生日にあたり、ネットワーク設立を報告しました。

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