金龍寺 夫妻並んで永眠

●所在地/福岡市中央区今川2–3–23

 正徳3年(1713年)12月、東軒が62歳で亡くなると、益軒も後を追うように翌正徳4年(1714年)10月5日、84歳で永眠しました。二人は福岡市中央区今川の貝原家菩提寺、曹洞宗「金龍寺」の墓所に永眠しています。その墓石は一区画の中に、同じ大きさで並び立ち、夫妻の人生へと思いを誘われます。
 墓所の横に台座に載った益軒の銅像があります。また、境内にかつて同寺に寄寓し、執筆にあたった明治の文学者、倉田百三の文学碑もあります。

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