●所在地/福岡市中央区荒戸1–11–10
結婚翌年の寛文9年(1669年)11月25日、40歳になった益軒は荒津東浜(現・福岡市中央区荒戸)に屋敷を与えられ、翌年2月に転居し、生涯の住居とした。現在はマンション「大濠ハウス」4階建てが建っています。その玄関先に「貝原益軒屋敷跡」の碑と案内板が建っています。福岡城址から程近い、西公園の南側下です。
益軒・東軒は夫婦仲が良く、この屋敷で楽器演奏や書、旅行など、何事も夫婦相和し、一緒に楽しみました。益軒は東軒を投薬治療するなど、蒲柳の妻を支え、病弱から共に健康長寿を果たしました。二人して、まさに人生の達人と言えるのかも知れません。